2011年3月24日木曜日

高校生によるとりくみをご紹介

教材ではありませんが・・・

3月20日、こんな心あたたまるお知らせを、DEAR会員の方からいただきました。高校生の底力を感じます。

▼神奈川県立藤沢総合高校の田中先生より

神奈川県立藤沢総合高校の生徒会+有志では、被災地支援のための校内募金と応援メッセージボードを金曜日から始めました。22日の終業式(集まれるかどうかまだ不明ですが)で最終呼びかけをして、集まった分を寄付しようとしています。(寄付先は未定)
応援メッセージは、生徒たちが登校してくる玄関前に広げて、たくさん書き込まれました。このボードは、市の災害担当部署に頼んで、被災地に届けてもらうことになっているとか。

生徒自身も鉄道の運休が不規則に続き、メンバーがなかなか登校できない中で、先週の月曜、火曜で話し合い、教員に意見を求め、水曜、木曜で準備をしたそうです。教員から持ちかけたのでなくて、自発的にどんどん動くところがすごいです。

中心になっている生徒会長は、中学時代から地元の青少年活動に参加し、このような経験や知恵を積み重ねてきて、困った状況が生じたときに「動く」のが当たり前、という感覚みたいです。
動けば人と人の力をつなぐことができるということを体験的に知っているのでしょうか。

このような人間力を育む教育活動が必要なのだなと思いました。