2011年3月28日月曜日

広がる「震災 教室で考えた」

DEARの会員の先生たちの間では、「やはり、この震災を教室で話し合い、学びたい」と考え、さっそく授業を実践している方からの報告も届いています。27日(日)の朝日新聞の教育欄でも、お世話になっている2人の先生の実践がご紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。

記事全文はこちら(朝日新聞) http://www.asahi.com/edu/tokuho/TKY201103280142.html
また、「グローバル・エクスプレス」タスクのメンバーも試行錯誤しながら授業をやっています。
メンバーのひとりのある都立高校の先生は、社会科の1時間をつかって授業をやりました。「グローバル・エクスプレス」のこれまでのワークや、タスクメンバーとの会議からヒントを得て、「3.11をふりかえる」「わたしの気持ち」「これからの世の中」「世界からの応援メッセージ」の4つのプログラムをやったそうです。生徒たちは真剣に取り組み、さまざまな気持ちを表現し、自分の言葉で応援メッセージを考えたとのこと。

「グローバル・エクスプレス」として教材を発表するのは、まだまだ時期尚早な段階ですが、写真のワークシート(まだまだ検討段階)を参考に授業をやってみてください。

高校生、いろいろ考えています。「変わると思うこと」は「自分の考え方」「ボランティア活動が増えると思う」「お互いの国同士が協力しあう」。「変えたいと思うこと」は「原発。放射能なんとかなるといいな」、「戦争とかしてる場合じゃない」。「買い占めがUZAI(うざい)」という声も。ちなみに、右上は米国から送られてきた安定ヨウ素剤。
これらの実践は4月2日(土)の「チャリティ・ワークショップ」で、先生たち自身にご紹介いただく予定です。http://www.dear.or.jp/getinvolved/event.html#charity